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高瀬 和之
日本原子力学会誌, 28(9), p.806 - 811, 1986/09
被引用回数:1 パーセンタイル:20.71(Nuclear Science & Technology)本報は、平行流によって起振される燃料棒の振動に関する従来の研究を、検討したものである。その結果、燃料棒が振動する原因は、棒の自励振動と流体のランダム振動によることが分かった。また、燃料棒の振動に影響する諸因子、例えば、流速,流体物性値,棒の仕様条件などが明らかになった。
椎名 保顕
JAERI-M 85-155, 24 Pages, 1985/10
流路中央に円柱が置かれた場合の非粘性流れに及ぼす流路幅の影響を、写像空間に1つの湧き出しを置くモデルを用いて求め、亜臨界及び、超臨界の実験結果との比較を行った。亜臨界の場合にはh/dが0から0.667まで理論と実験の一致は良好である。超臨界の場合には剥離点近くで多少のずれが見られるものの、理論と実験の一致は比較的良い。
椎名 保顕
JAERI-M 85-154, 16 Pages, 1985/10
2枚の平行な壁に囲まれた流路中央に鈍い物体が置かれた場合の物体回りの流体力学的特性を非粘性流理論を用いて求め、それを垂直平板の場合に適用した。物理平面から等角写像を用いて得られる写像平面に湧き出しを置くことによりはく離流線を形成する。わき出しの強さ、位置などの未知量を定めるために背圧係数の経験値が導入される。背圧係数としてホドグラフ法による値を用い、両者の結果の比較を行った。本理論は高温ガス炉炉心内レストレイントリングの抵抗を求める一手法を提供するものである。
切刀 資彰; 滝塚 貴和
JAERI-M 9564, 97 Pages, 1981/07
前報に引き続いて、リブ付き平行流路の伝熱・流動特性に関する数値計算を行った。使用した計算コードは、既に第1報で報告したものを風上差分法に改訂したものである。第2報で、レイノルズ数100以上の計算に解の尻振り現象の生ずることを報告したが、風上差分法の適用により、この現象の除去に成功し、レイノルズ数850までの計算結果が得られた。
功刀 資彰; 滝塚 貴和
JAERI-M 9115, 71 Pages, 1980/09
等間隔で取り付けられたリブを有する平行流路内の流れおよび熱伝達を解析するために開発した数値計算コード(第1報で報告済)を用いて、(流路の1ピッチ長さ)/(リブ幅)が7.0、(リブ幅)/(リブ高さ)が2.0、(流路高さ)/(リブ高さ)が3.0であるようなリブ付平行流路を対象として行った数値計算結果をまとめたものである。
功刀 資彰; 滝塚 貴和
JAERI-M 8650, 49 Pages, 1980/01
本報告書は、周期的に出現するリブを有する平行流路内の流れおよび熱伝達についての知見を得る目的で行った数値計算に関するものである。非圧縮製Newton流体および非定常2次元モデルを仮定し、有限差分法により解く際に、過度移動方程式を適用して完全なNavier-Stokes式の数値解析を行った。この解析のために作成した計算コードについて、その内容と計算結果の一例を示した。